お店で商品をお買い上げいただいた時、地方発送や好インターネットをご利用いただいた際などに必ずお入れしている・・
(調理方法)食べ方の紙
今回は、そんな食べ方の紙の誕生秘話をお話したいと思います。
30年間卸業一筋だった弊社が、創立30周年の節目に、なにか出来ないか?と考え、スタートしたのが、予てからお声のあった『工場直売』でした。
工場直売誕生秘話はこちらを御覧ください。
30年間、中華料理店などに点心などを卸していたため、相手は料理人。
「調理方法をお伝えする!」なんて考えたこともありませんでした。
その為、工場直売をやろう!となってからは、『家庭』で出来る調理法を繰り返しました。
「料理店の火力」ではなく、家庭の火力で最適な蒸し時間・揚げ時間・湯で時間を繰り返し行い、弊社の点心が1番おいしい状態でお召し上がり頂ける『その時間』を何度も何度も行いました。
実際、工場直売を始めることが決まって、1番苦労したことが、この食べ方の紙を作ることでした。
なぜなら、その調理方法を間違えてしまったら、どんなにこだわった素材・技術で作った点心も『おいしく』ならないからです。
デパートの食品売り場や惣菜のように、調理したものを出すことも出来ますが、
やっぱり、“出来たてが一番おいしい”です!
その出来立てのおいしさを味わって頂くためにも、『調理の仕方』が大事だからです。
何度も何度も、自宅で点心を調理しては食べての日々。。
そして、
おいしい調理時間を掴んだ後は、それをまとめます。
工場直売は、9年前の3月25日に開店しましたが、実は、本来の開店日はその1ヶ月前を目標としていました。
しかし、この『食べ方のまとめ』がうまくいかずに、開店が1ヶ月伸びることになりました。
この調理方法の説明文
本当に何枚も何枚も書きました!実に1ヶ月、毎日書いてました。
しかし、何枚書いても、上司からのOKが出ません。
『見やすく!わかりやすく!そして、保管したくなる食べ方の紙』
保管したくなる。
上司からこの課題を頂いた時、ドキっ!としました。
『主婦さんは大切な1枚を冷蔵庫に貼るだろ!?その大事な1枚になるような食べ方の紙を作らないとな』
すごく的確な課題でしたが、めちゃめちゃ苦労しました^^;
“保管したくなるって、どんなのだ?”
それがわからず、何度も何度も書きました。
書いていると、調理方法を伝えるのがメインなのに、いつの間にかデザインや絵が主になって、
『君は何を伝えたいんだ?』
と1日掛けて書いた龍の絵に、大きく
☓
を書かれ凹んだりしていました。。その当時、奥様からは・・
毎日毎日、絵ばっかり書いてて、それが仕事なの?と心配されていましたよ。

見やすく、わかりやすく、そして温かい・・
そんな調理方法の紙を、1ヶ月かけて手書きしました。

そんな熱い思いを込めに込めたものが、徐々にお客様に浸透し・・
今では、会計の際に食べ方の紙を入れる際に、
『自宅にとってあるので要りません♪』と声をかけて頂いております。
そして、『冷蔵庫に貼ってあります』という声が多い事が、私の喜びでもあります。
あの時、何時間もかけて龍を書いた調理方法を見て、
3秒で☓にした上司が鬼に見えましたが・・
忙しい中、何度も上司の元を訪れる私を受け入れ、そして最後まで私の絵を見続けてくださり、
“冷蔵庫に貼られる紙”の作成に真剣に取り組んで頂けたことは本当に感謝です。

ちなみに・・
正華工場直売の食べ方の紙は黄色。
好の食べ方の紙はピンク
となっています。
基本的な調理方法などは同じものが書かれていますが、この2枚、ちょっと違うんですよ♪
次回の食べ方の紙の印刷の時は、隠れミッキーじゃないけど、隠れ焼売とかを書いても面白いかもしれませんね♪
これからも、皆様の冷蔵庫に貼って頂けることを目指して改善していきたいと思います(*^^*)
工場直売好(ハオ)の調理方法をダウンロードしていただけます
▼下記の画像をクリック!URLをクリックでもダウンロードできます。

▼このURLをクリック
https://haochokubai.com/info/pdf/hao-omeshiagarikata.pdf
初めて購入いたしました おいしいです・満足しています・・・・と言いたいところですが
豚まん大きすぎて1個を食べきれません 半分ほどの大きさだと最後までおいしいと言って食べきれますが あの大きさだと終わる前に仕方なく食べることになりました 年齢でもいえることかもしれませんが 全て”おいしかった”につきます。
用紙は入れて置いたほうがいいようにおもいます。最後まであの用紙を読みながら従いました。 またよろしく
大ちゃん店長さん。
調理方法の説明書の誕生秘話を興味深く読みました。はじめはへたくそな絵だな、とか変な字、なんて思っていましたが、幾度も読んでいるうちに味わい深くなりました。とても参考になり、先日も送った友人から「よくわかるよ」と喜ばれました。また近々大ちゃん店長に会えれば、と思っています。