はじめてこのブログに来て下さった方は、
工場直売好(ハオ)って何?と思われていると思います。
そこで、今回は、工場直売好(ハオ)の誕生秘話を書かせて頂きます。
工場直売好(ハオ)をご説明させていただく上で、まず私達の本社をご説明致します。
私共は、横浜中華街を中心に、横浜市内全域の中華料理店さん、お土産店さん、また、アミューズメント施設さんなどに、中華麺・中華まん・中華点心などを製造卸する正華という会社です。
工場直売好(ハオ)は正華の屋号であります。
→ 工場直売好(ハオ)は、品質・価格とも正華工場直売と同じです!
横浜といえばみなさん“中華”をイメージされると思いますが、そんな横浜点心の製造卸を行って、今年で創立43年。
(更新:2020年で創立45周年)
正華は半世紀の間、横浜中華街とともに歩んで参りました。
中華の本場・横浜中華街で鍋を振るうプロの料理人の舌を満足させることが求められているために、現在のような高品質の中華をご提供できております。
点心を製造する工場は、横浜市南区堀ノ内町にあります。(国道16号線沿・堀割川沿い)
弊社は、完全受注生産ですので、前日までにいただく注文数を製造し、その日のうちに出来たてをお店様にお届けするスタイルを強みとしております。
正華“工場直売”のはじまり
そんな製造工場の出荷場では毎朝、沢山の中華まんや、麺が入った木箱をトラックに積み込む光景が繰り広げられています。
そんな光景をごらんになっている近隣の方が時折、工場にいらっしゃることがありました。
“肉まんを販売してほしい”
“できたてのラーメンは買えますか?”と足を運んで下さるのです。
しかし弊社は、在庫を持たない受注生産性の為、当日、飛び込みでお越し頂いてもお売りする点心や麺がありません。
また、一般にお売りするようなロット数や、容器などは準備しておらず、業務用の入数での販売となっていたために、地域の一般のお客様への販売は行なっておりませんでした。
そんな事があったので、今から約15年前の創立30周年の節目の年に、地元で30年の間、商売をさせていただいた感謝を込めて・・
“なにか地域の方への貢献はできないか?”
“みなさんに喜んでもらえることはないか?”
と考え、予てからお声もありました一般のお客様への販売を開始することにしました。
幻の工場直売所??
“工場直売をスタートしよう!”と言っても、本業は製造卸です。
毎日毎日、横浜市内全域のお店様から注文が入ってきます。
毎日の製造と配送業務がある正華で、いつ工場直売をやるか?それが1番の問題点でした。
本当に、色々と模索しました。
ただ、“いざスタートして、やっぱりできない”というのは一番ダメです。
だから、無理して営業日を設定せずに、なにがあってもこの日は営業できる!という日を作る事にしました。
それが、現在も続いている正華工場直売の営業日・営業時間の毎週土曜日の週1回。13:00~15:30の限定2時間半の営業設定でした。
毎日、注文や製造がありますが、土曜日の午後は比較的、製造がありません。
土曜日の13時から15時半であれば、前後の製造を調節したら“時間が作れる!”そんな事から決めた営業時間でした。
しかし、土曜日の2時間半の営業ですので、たまたま、この時間に国道16号線を車で走っていて、工場直売を見かけた方などから・・・
『買い物の帰りに寄ろうと思ってたんだけど、16時頃通ったら、駐車場になっていた。』
『なんか、たまに営業してるよね??』
そんな声がたくさん寄せられました。
『一体、いつ営業してるの?』
『なんか幻の直売所だね』
開店当初は、『幻の直売所』というフレーズで、テレビに取り上げていただいたこともありました。
いや、開店当初から変わらない営業時間なので、16号線を使われている方には、今でも『たまに営業している幻の直売所』なんて思われているかもしれませんね(笑)
正華工場直売は、開店当初から変わらず、現在も、雨や雪が降っても、必ず毎週土曜日の13:00~15:30で営業を致しております(年末年始のみ営業しない土曜日がある場合があります)
販売員は製造者
何十年もの間、裏方として製造業を行ってきましたので、従業員も“販売”向きのスタッフではなく“職人”とよばれる従業員がほとんどです。
通常の店舗では、製造者と販売者はちがいます。
接客業と製造業があるぐらいですからね。
しかし逆に、それが“工場直売らしさ”が出ていいのではないか?そんな風に思いました。
せっかく、土曜日の2時間半という時間を作ったので、“あえて”製造スタッフが売り場に立つことで、お客様からのご質問やご要望を直に受けさせていただくことができます。
接客という面では、他社様に敵わなくとも、“商品への思い”はどこよりも勝り、また、“お客様からの問い”には、どこよりも的確にお答えができるからです。
お客様からのご意見・ご感想なども、直に“製造”に反映できるので、これはとても“工場直売”の醍醐味であり、メリットになりました。
実際、私どもにとって、お客様の生の声を頂けるこの時間が、今でも貴重な“財産”の場になっております。
工場直売好(ハオ)の誕生
正華工場直売を開店した当初は、本当に“近隣”の皆様のみの販売でした。
大きな宣伝広告も行わず、毎週土曜日の2時間半に、通常は配送車をとめている駐車スペースに、テーブルと最低限の冷蔵冷凍庫を並べ営業をしていました。
(正華工場直売の初日風景(準備中・12年前なので、自分も若い・笑)
屋根もない“お店”とよべるものでもない直売でしたが、ありがたいことに、どんどん“口コミ”で広がり、神奈川全域からお客様がご来店下さる売店になっていきました。
その中で、『土曜日にどうしても行くことができない。』『他の曜日も営業してほしい』というお問い合わせを増えていきました。
正華工場直売でも、毎週土曜日の2時間半に、お客様が集中してしまうという事になったため。
正華工場直売を改め工場直売好として、磯子区の上中里町にオープンしました。
現在も、正華工場直売は毎週土曜日の2時間半で営業をしておりますが、工場直売好は、点心を製造している正華工場が休みになる水曜日以外、毎日営業しています。
毎朝、正華工場で製造した点心や麺を、工場直売好に届ける配送車で、開店前に届けられるので、毎日が工場直送のできたて点心を販売しています。
なので、よくお問い合わせをいただきますが、正華工場直売と工場直売好は、点心の鮮度も価格も同じものですので、安心してお買い物をお楽しみいただけます。
今年、工場直売好磯子店は開店9周年を迎えることができました。
→好磯子店の開店9周年の様子をUPしています
工場直売好井土ヶ谷店は開店5周年を迎え。
→好井土ヶ谷店開店5周年の様子をUPしています
工場直売好泉店は開店3周年を迎え。
→工場直売好泉店3周年の様子をUPしています
正華工場直売にいたっては、今年開店12周年を迎えました。
→正華工場直売開店12周年の様子をUPしています
今後も、皆様に“おいしい”と喜んでいただける点心の製造に努力して参りますので、どうぞ宜しくお願い致します。
お店に来れない!というお客様は好ネットショップをご利用ください。
→正華点心がご自宅に届きます!工場直売好ネットショップ
大澄 深雪 says
初めてまして。弟の家が近いので帰りにいつも買わせて頂いています。
私は“あんまん”が大好きです。あんの中に胡桃が入ってるので食べた瞬間“当たり!”って思います。美味しいです。
そして、車で行くと、素晴らしい“誘導”でこの前は感動したした。国道16号線のどうろまで出て“命がけの誘導”ありがとうございます。事故に遭わないようにお祈りします。
又弟の家に行く時は寄らせて頂きます。健康とご活躍お祈りしています。