2月5日の大雪。みなさまは大丈夫でしたか?
この大雪の影響で、昼過ぎから東名高速道路・保土ヶ谷バイパス・横浜新道と、大動脈がすべて通行止め。
その影響は・・・
必然的に一般道に・・・。
横浜市内の全道路でも大混乱が起きました。
私も、好の配送で市内を走っておりましたが、13時半頃から、徐々に渋滞にハマっていきました(汗)
抜け道を使おうとも、どこも大渋滞で。いつの間にか、その長い長い渋滞の中の1台になってしまいました。
結果、約11時間もの間、車の中。
(通常1時間の道のりが11時間のルートに:南区→戸塚区→栄区(断念)→戸塚区→南区)
11時間もの間、車内で缶詰になって、改めて「備え」の重要性を感じたので、まとめたいと思います。
有料道路が通行止めの影響で、昼過ぎから渋滞は起きていました。
特に保土ヶ谷バイパス・新道沿いの一般道(国道1号線・16号線)はものすごい渋滞。
しかし「市内で降る雪」はそうでもなかったので、まだちょっとずつでも動いている状態でした。
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様子が変わり始めたのは暗くなってきた17時半頃。
この頃から、雪が強くなり、坂道でのスリップ&立ち往生の為に、まったく動かない。
ということが、至る所で起こり始めました。
本当に、1台がハマると後続車は全部停まるので大変でした。
だましだまし進んでいましたが、ついにその時は来ました。大型車の立ち往生。。。
写真ではわかりにくいのですが、前方にガソリンスタンドに行くタンクローリーが立ち往生しています。
乗用車なら、スリップしてても、数人で押せば進みます。
しかし、
20t~30tもありそうなタンクローリーですから、「後ろから、手で押す」とかのレベルではないので、もうどうすることもできず・・
このままの状態で約2時間。
反対車線は、バスが立ち往生していて両車線とも実質通行止めの状態です。
立ち往生した周囲に、コンビニや自動販売機があればまだいいですが、この時のように、何もない状況では「危機」を感じました。
寒さから、車内では暖房をMAXにしているので、乾燥がすごい。もう喉がカラカラになります。
「水分不足」
本気で、水分不足の為にやばいと思ったのは、この時がはじめてでした。
水分だけではなく、暖房を使ってるのでガソリンの問題。
空腹は耐えられますが、腹痛や尿意は我慢の限界があります。
その場に2時間も停車していると、雪が積もって、走り出しの際、スリップして前に進みません。
だから、何度も車から降りて、積んでいた段ボールを使っての除雪作業。
前の車を押す度にびっしょりと濡れます。。
スコップもあれば良かったです。
それよりも、足が濡れ冷えと、一気に体温が下がり体力が奪われるので、長靴や替えの靴下なども常備しておくといいですね。
結果、反対車線のバスが立ち往生しておりましたが、バス会社の方々が救出にきました。
そうこうしている内に、バスの向きが少し変わった事で、車1台通ることが可能になりました。
前方のタンクローリーはそのままなので、みなさんUターンをして、来た道を戻ることに。
自分もそうしました。
来た道も大混雑ですが、会社とは逆方向でも、大遠回りでも、車が動く事、コンビニなどに行けるだけでも、本当にほっとしました。
タンクローリーの方が気になりますが、大丈夫だったかな!?(私達が居なくなった事でバックとかできたのかな)
同じく、市内で立ち往生になっている社員と、お互い励ましあいながら過ごしていましたが、
その社員は、携帯の充電器がなくて、後半は、充電が無くならないように、最低限の連絡だけにしました。
普段は、製造現場に入っている社員なので、社用車は通勤以外使いません。
その為、充電器類は持っていなかったとの事でした。
今後は、全社用車に、車用の携帯の充電器や、モバイルバッテリーの装備は必要だと思いました。
駐車場のあるコンビニは、県外ナンバーの大型トラックが沢山停まってました。まるで海老名SAみたい・笑
23時30分。ずっとやりとりをしていた社員と会社で再会した時は、声を出して喜び合いました。
「生還おつかれ~」
雪に加えて雷もすごくて、本当に一時はどうなることかと思いましたが、今回は、改めて備えの重要さを再認識しました。
皆様も、備えあれば患いなし!ですよ♪
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