家族の誕生日には手作りケーキ
スポンジは、好でも大人気のマーライコで♪
先日、嫁さんの誕生日がありましたので、家族で手作りケーキを作りました。
ケーキのスポンジ部分は、好でも販売しているマーライコです。
2個入りで販売している小さなマーライコでも、可愛らしいカップケーキが作れますが、今回は大きなサイズで作りました。
ちょっとここで店長雑学(^^)/
馬拉糕(マーラーカオ:マーライコ)は中国風の蒸しカステラとも言われているパンですが、その伝来は日本のカステラとは違ってオランダではなく、マレーシアから伝わったという説と中国の広東地方で作られ、重層やかんすいを入れる事によってできた褐色の色合いがマレーシア人の肌の色に似ていた事からこの名がついたという説があります。
現在では主に中国の南部や香港などで食べられています。
マーライコは見た目からもふんわりとした食感が伝わるパンですが、食べるとしっとりとした感触もあり、卵と砂糖(黒糖や三温糖を使う事が多い)が効いた甘く優しい味わいが特徴的です。
マーライコには細かい違いを含めると様々なバリエーションがあり、ココナッツパウダーやカスタード、エバミルクなどを入れてより風味豊かに仕上げたもや表面にゴマをまぶしたものもあります。
尚、マーラーカオの名前の意味は「マーラー」の部分はマレーシア、「カオ」の部分はケーキを意味しています。
好のマーライコは、マーライコ専属の職人が1人で製造しています。
『生地を置く・寝かせる』という繊細な時間を多く使う為、暑い時期は前の日から、寒い時期は毎朝3時頃から、生地を置き、それを見守ります。
置きすぎずてもダメ、もちろん!置きがあまくてもだめ。その絶妙な頃合いが職人の経験が物をいいます。
横浜中華街の中でも、こんなにふんだんに卵を使用しているマーライコはほとんどないといってもいいのではないでしょうか。
詳しい製造方法は、門外不出ですが、水を一切使わず卵だけで練りあげた好のマーライコは、梱包している袋の上からでも、卵の優しい香りが漂うほどです。
そんな、毎朝丹精込めて製造したマーライコを使用したバースデーケーキ♪
これは間違いないうまさです。
小学校2年生の娘が、こだわりのマーライコに生クリームを丹念に塗っていきます。
マーライコを作る職人の思いと、娘の思いが合わさる瞬間です♪
生クリームを全面にのばしたら、そこにフルーツやデコレーションを盛りつけます。
生地から作るとなると、時間や手間がかかりますが、マーライコをスポンジにしてケーキを作ると、ぐっと時間も短縮されておいしいです。
蒸したマーライコや、常温のマーライコも美味しいですが、ケーキを作る前に冷蔵庫でマーライコを冷やすと、冷えたマーライコのしっとりとした状態が、スポンジとしてGood。
ミカンやパイナップルなどのフルーツ、生クリームとの相性もバッチリなので、小さいなお子様と気軽にケーキを作るにはマーライコは最適です。
あれ?誕生日ケーキのろうそくが『3?』になっていますが(笑)
今年も、思い出に残る誕生日となりました。
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