天婦羅はもちろんの事、お刺身は絶対に食べるべし!
嫁と2人で食べたランチのお会計は5,300円でした。
今回は、浜っ子なら1度は食べるべき、横浜市中区吉田町(伊勢佐木町)にある天婦羅の名店【登良屋(とらや)】さんの激ウマランチをご紹介したいと思います。
これから、登良屋(とらや)さんにはじめて行く方へ向けての記事になりますので、ぜひ初訪問前に参考にして下さい。
場所は、伊勢佐木町の裏路地になります。
実は、
登良屋さんのお隣は・・
泣く子も黙る、あの〝横浜屈指の名店『野毛おでん』さん〟になります。
この名店の2トップはやばいですよね。
お子供連れでも気軽に入れるお店
【登良屋】という〝美味しい評判〟の名声は、色んな所で聞いてました。
気にはなっていましたが、
地元の私が、なかなか踏み入れる事ができなかったのは、お店の外観も1つの理由。
見てください!登良屋さんの、この外観の覇気というかオーラを。
お店の前の電柱?外灯?を含め、昭和の東映映画に出てくるセットのようです。
寅さんの渥美清さんとか、座頭市の勝新太郎さん、網走からの懲役を終え食事をした高倉健さんが、今にも暖簾から出て来そうでしょ。
この外観ですから、敷居が高いイメージがありました。
店内の様子が一切見えない、この曇りガラスの引き戸の向こうは、どんな世界なのか。。
でも大丈夫!
この曇りガラスの向こうの世界は、とっても温かく・・
実際は、お子様や車いすのお客様も気軽に入れるお店です。
入店してすぐ左側にオープンな厨房。
割烹着をきた“ザ・職人さん”といった3名が、黙々と仕事をされています。
今回は、奥座敷に案内されました。
店内のBGMはなく、老舗の旅館に来たような雰囲気が妙に落ち着きます。
11時50分頃の入店で、先客が4組。
そのあとは、どんどんお客様が入られていました。
お茶を配膳して下さり、丁寧にメニュー&注文の仕方を教えていただきました。
値段が書かれていないので、ちょっと焦っていたのは内緒で。
メニューと値段
登良屋さんでは、どのメニューを注文してもライスとお味噌汁、漬物が付きます。
右書き・メニューの表題は本日の日付。
毎日、仕入れに合わせて手書きされてるのかな。
天婦羅
1人前盛り 1,500円程
(白身魚、穴子、いか、野菜4品)
野菜だけの天婦羅盛り合わせ 1300円程
(6品ほどの野菜の盛り)
※天婦羅の単品可。人気のエビを1尾付けると+500円
お刺身
1人前 2,000円程(たぶん時価)
その日のお刺身が選べます。
ブリを選んだ場合、8切ほど来ます。
1人前 小盛り(半盛り) 半値
ブリを選んだ場合、4切れほど来ます。
本日の注文
・天婦羅 1人前
・野菜だけの天婦羅 1人前
・刺身小盛り2品 ブリ・サワラ
計5,300円位(細かな明細はありませんでした)
つみれ汁お持ち帰り
計1200円
2022年2月9日現在のお値段です。
よく、本当によく釣れる魚なので・・
カサゴの煮付けが気になりました。
天婦羅も肴もうまい
ネットの情報によると、登良屋さんの本家は、あの鍋屋の老舗「荒井屋」さんだそうです。
でも、先代のご兄弟が「荒井屋」さんを継ぐにあたり、同業では迷惑がかかるからと。兄弟が肉ならこちらは魚だと、天婦羅の道で独立をされたのだと。
だから、天婦羅だけではなく、看板に「肴」の文字があるほど、お刺身も看板メニューの1つです。
「前のお客様の天婦羅が揚がりましたら、次にお揚げ致します」
丁寧な申し出をいただき、待つこと20分。
揚げたての天婦羅が運ばれてきました。
使用している油は、岩井の胡麻油です。
明治時代から横浜でゴマ油の製造を続けている老舗メーカーです。
お野菜も、横浜産の新鮮なモノを使用。
(※登良屋さんで使う、おいしいお野菜が買える「直売所」にも行ってきました!そちらは別の記事で。)
▶【別記事】テレビでも紹介される横浜・西谷の野菜の直売所【苅部農園FRESCO(フレスコ)】へ!
「衣は薄くて、しっかり揚げてるね」
嫁さんも、きれいな天婦羅に興味津々で、1口目を食べ始めました。
「おいしい」
嫁さんの、
こんなに素直な「おいしい」って言葉、、久しぶりに聞いた気がします。
よかったねー
天婦羅は蒸し料理と言われますが、ホントに素材の味をそのまま衣がぎゅっと包み込んだ感じです。
大きなお野菜の天婦羅をたくさん食べてるのに、どうして食べた後も、重さを一切感じないんだろう。
そしてお刺身。
こんなに美味しいブリもなかなか食べれません。
炙りサワラのお刺身も、肉厚でとってもおいしい。
ランチのごはんは、おかわりOKなので、サワラだけで1杯いけちゃいます。
〆は、サービスの海苔に、横浜野菜の大根を使用したツマと薬味を巻いて。
店内は、時代を感じますが、ホント映画のセットのようです。
清潔で、床や壁にも、油のギトギト感は一切ありません。
今回使わせていただいた席のように、テーブルと椅子の配慮もあるので、足が悪い母も誘えます。
本当は、エビの天婦羅をプラスしようと思ったのですが、お刺身もどうしても食べたかったので、そこまで贅沢は出来ず・・(笑)
次回、両親を誘った時の楽しみしたいと思います。
私達には、やはり高級なランチですが、静かな空間で色んな話ができたし、こんなに幸せな気分にしてもらったから大満足でした。
また、来ます。
ごちそうさまでした。
登良屋 (とらや)
住所: 神奈川県横浜市中区吉田町2-3
TEL: 045-251-2271
営業時間: 11:00~21:00(L.O.20:30)
ランチ・タイム 11:00〜15:00頃
ディナー 17:00〜
定休日 日曜日、その他不定休
提携駐車場あり ※食べログ情報。行く前にお問い合わせ入れたほうがいいですね。
※営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。
こぼれ話
登良屋 さんのドリンクメニューに書かれていた日本酒の温度の記載。
雪冷え 日向燗 人肌燗・・
人肌燗できゅっとやりたかったです。それにしても燗の呼び名が素敵だな。
ビールは、赤星:サッポロラガーです♪←大好きな銘柄(笑)
夜来なくては・・・
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